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板接ぎ(いたはぎ)
材料は全てSPFの1×材を使いました。
背板は1×4(6feet)を片側で5枚使います。
接着面に木工ボンドを塗り、ハタガネで締め付けただけですが、一度に5枚は失敗しそうな気がしたので、
2枚ずつ接いで、4回で5枚を接ぎました。
板を接ぐときは、隣同士の板は木裏と木表を交互に並べる様にします。
これは集成材の板接ぎを見ると、どれもこうなっていたのでまねをしたのですが、
多分この方が後々の狂いが少ないと思います。
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失敗
背板も側板もボンドでくっつけただけの安直な板接ぎですから、強度が心配で補強の桟を付けました。
ところが、これが図面をよく見ずにやってしまったので、ご覧のとおりです。
間抜けですねー。
これだと背板と側板がくっつけられない。
情けないことに全てが終わってから気がついたのです。
やり直し・・・トホホ。
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やり直し
側板の補強を全てはずして、ノコギリで切って再度着け直しました。
これは右半分、左側にも同じ物を作ります。
側板の中央部辺りにある金具は、ステンレスパイプの受け金具です。
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上部の飾り
側板の一番上部は、真っ直ぐ切っただけでは何となくつまらないと思い、
ジグソーで曲線切りすることにしました。
等寸大の型紙(CAD図面を等倍でプリントアウトしたもの)を両面テープで貼り、
線に沿ってジグソーで切ります。
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切断完了
切り終えたところです。焦らずゆっくり線を確認しながら、ほぼきれいに型紙どおりに切れました。
この後、トリマで縁取りをします。 |
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組み立て・・・(手順誤り)
本体の組み立てです。
本当は背板同士を組み立て棚板を付けて、それから側板を貼るという順序でやれば良かったのですが、
ここでも間抜けな事に、背板と側板を先に組み立ててしまいました。
側板はネジ隠しを施したので取り外せません。
仕方なく、棚板を付けながら背板同士を組み立てるという、離れ業というか難儀な作業となってしまいました。
おかげで、とっても時間が掛かりました。
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とりあえず本体完成
難儀をして棚板3枚を取り付けながら、本体の組み立てが完了しました。
あとは棚の部分に扉とその上に飾り、下部にラティスの扉の取り付けです。
間口の最下部に見えているのは、歪みの矯正のために取り付けた1×1です。 |
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棚の扉
60cmに切った1×4を5枚接いで、棚の開口部の幅に合うように両縁を落としてあります。
写真で上から10cmは飾り用に切り取り、残りを扉用に使います。
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上部飾りの完成
途中の写真が無くていきなりできあがりですが・・・(^^;
まず型紙を貼ってジグソーで曲線切り、トリマで縁取り(片ギンナン面)したあと、
穴開けノコでワンパターンのミッキーヘッドです。
顔の部分は38mm、耳は25mmの刃を使いました。
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上部飾り取り付け
裏側から1×1で補強して、一番上の棚板に固定してあります。
作業中はいつもこのように横に寝かせた状態です。
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扉の加工
上部飾りを切り取った残りの板を中央部で縦に半分に切ります。
扉の合わせ部分もトリマで縁取りしました。
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位置合わせ
まだ蝶番が付いていませんが、とりあえずはめてみました。
まずまず、ピッタリなので満足です。
蝶番を取り付ける位置を決めて印を付けます。
印の位置を蝶番の厚み分だけノミで削り落とします。
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扉の完成
蝶番とつまみを取り付け、扉のロックのためキャッチをつけて完成です。 |
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ラティスの作成
残るはラティスのみとなりました。
幅30mm×厚3mm×長さ600mmのアガチス材を24枚用意しました。
これを板の幅と同じ30mm間隔で組み上げます。
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ラティスの組み立て
材料の数量を算出するために書いた図面を、等倍で印刷してみました。
A3用紙4枚で出力できたので、張り合わせて型紙を作りました。
下側になる板には、作業中に動かないように両面テープで型紙に軽くとめてあります。
あとは板の重なる部分に木工ボンドを塗り、並べていくだけ。
手順としてはちょっと反則のような気もしますが、あっという間に完成です。
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整形
ラティス枠のサイズに合うように、余分な部分を切り落とします。 |
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ラティス枠の作成
ラティスの枠に使う1×2(19mm×38mm)にトリマで溝を切ります。
ラティスの厚みは3mm×2枚なので6mmの幅で良いはずなのですが、
試し切りした溝にはめて見たところ、少しきついようなので幅を7mmとしました。
でも、トリマビットは6mmのものしかないので、材料の中心から少しずらすようにして1回目、材料の向きを反転して2回目
と、これで大体7mmの溝を切ることができました。
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ラティス枠完成
両縁を45°で切断して塗料を塗りました。
蝶番の厚み分だけ切り欠いてあります。
言い忘れましたが塗料は、アサヒペン水性ガーデン用カラー。色はライトオークです。
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ラティスの組み立て
ラティスに枠をはめて四隅をネジ止め、表面はネジ隠しで仕上げます。
ハンドルやキャッチを取り付け、ラティス扉の完成です。
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ラティスの取り付け
蝶番で本体に取り付けます。
写真は完成後に撮影したもので、取り付けは本体を寝かせた状態で行いました。
歪み矯正用に取り付けた1x1は取り外しました。
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外付けバーの作成
濡れた傘を中に吊すと湿気がこもりやすいので、外に掛けるようラティス扉にバーを取り付けます。
写真はバーの足というか支え部分です。型紙を貼り電動糸ノコ盤で切り抜きました。
円の部分をドリルでくり抜いて、丸棒をはめ込みます。
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バーの組み立て
塗装して丸棒をはめたのですが、規格がドリル径と同寸で有るにもかかわらず、きつくてはまりません。
(計ってみたら0.5mm程太い)サンドペーパー(150番)でこすってから、当て木をしてハンマーでたたき込みました。
扉との取り付け部分に蝶番を付けます。
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バーの取り付け
よく考えずに取り付けたので、格納状態で扉が閉まらなくなってしまいました。ウーン
写真は数ミリ内側へ取り付け直したあとで、ギリギリセーフです。
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傾き補正
設置場所である玄関前の床は、水はけの為に勾配が付けてあるのでそのまま
置くと傾いてしまいます。
右側の側板と床との間に5mm厚のゴム板を挟んでみたところ、
見た目にはほぼ垂直になったので形を合わせて切ってボンドで接着しました。
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耐震加工
重心が高く不安定なので、転倒防止の為に金具を取り付けました。
本体側の金具は都合のいい物が見つからなかったので、平らな板を自分でU字型に加工しました。
壁側の金具のループに本体の金具を引っかけるようにして固定します。
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完成
転倒防止金具の位置に合わせて設置完了。
これで全て完成です。
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