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63番 大善院(だいぜんいん)
3月になりました。今日のお供は航平君一人です。
まずは、常滑の大善院から。
本堂の屋根は修理のため工事中でした。
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ずらり
一見したところ、そう広くは無い大善院の境内で、本堂脇の通路をのぞいてびっくり。
本四国八十八カ所のお寺の砂を持ち帰り、それぞれに仏様が祀られているのです。
本四国の砂を境内に撒くのは他のお寺でも見られますが、大抵は一カ所にまとめて撒いてあるだけです。
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プチ八十八カ所
各お寺ごとにタイルの中に砂が埋め込んであります。本四国の各お寺の名前が書いてあるこのタイルを踏んでお参りします。
全てお参りすると本四国八十八カ所を巡ったのと同じ御利益が有るそうです。
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お賽銭
全部お参りすると結構時間が掛かります。お賽銭もたくさん必要です。
持って降りたお賽銭が途中で足りなくなり、おばあちゃんは車まで取りに戻りました。
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狭い道
64番 宝全寺(ほうぜんじ)へ向かうときは道に迷って、とんでもない狭い道に入り込んでしまいました。
最初から狭いのでは無く、少しずつ狭くなるのです。
写真奥から手前に進んできたのですが3ナンバーの1BOX車では曲がることができません。
来た道をバックしようにも、カーブしていて難しそう。
トラ柵の左に見える石碑が無ければ何とか左折(写真右へ)できそうなのですが・・・
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話が長くてすみません
もう少しつきあって下さい。
結局曲がることはできず、更に狭くなる道を直進するしか有りませんでした。白い壁の家のところが最も狭く、
写真の左端から右端まで通り抜けるのに10分ぐらい掛かったでしょうか。
無事こすらずに通り抜けたとき、「お父さんはスゴイ!」って航平がほめてくれました
(でもこんな所へ入り込む事自体がほめられたことでは無いのですが・・・ぽりぽり)。
(この時点で宝全寺はまだ見つかっていません)
この写真は宝全寺に着いてから撮ったのですが、実は写真の左半分の建物が目指す宝全寺だったのです。
左折の邪魔をした石碑には「新四國 六十四番札所」と刻まれて・・・。 どっと疲れました。 |
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65番 相持院(そうじいん)
相持院の本堂には拍子木が置いてありました。
なんの為に置いてあるのか判りません。ひょっとしてチャイムの代わりだったのかも。 |
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一突き百円
同じく相持院で。
ここの鐘楼では鐘を突く事が出来ますが有料です。 |
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69番 慈光寺(じこうじ)
名鉄常滑線の線路脇に建っている慈光寺の境内は、庭木がきれいに手入れされていました。
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願い石
慈光寺の大師堂の前には「願い石」という大きな石がお祀りされています。
お参りしたときは気づかなかったのですが、石の割れ目からお堂の中の大師像が拝めるそうです。
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めがね弘法
知多市にある、71番 大智院(だいちいん)の弘法大師像はとっても珍しく、めがね(サングラス)を掛けています。
目の病に御利益があるそうです。境内には薬店も有り目薬などが売られています。 |
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めがね塚
大智院の境内にある、めがね塚。
このお寺ではメガネやコンタクトレンズの供養をしてくれるそうです。
立て札には「無断でに置いていかないで下さい」と
書かれていました。 |
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75番 誕生堂(たんじょうどう)
本四国75番は弘法大師生誕のお寺だそうで、それにちなんで同じ75番を誕生堂と名付けられたとか。
73番から77番までの5カ所の札所は一山(雨宝山)として近接しています。 |
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雨宝山(うほうざん)全景
全景といっても74番の密厳寺(みつごんじ)は73番の正法院(しょうぼういん)の陰になってこの位置からは見えません。
密厳寺と77番の浄蓮寺(じょうれんじ)の間は田んぼのあぜ道で結ばれています。
この一画だけ周りから隔絶されたように、静かでのんびりと時が過ぎるような、そんな気がする場所です。
この土地(知多市佐布里)は梅が名産で、写真には写っていませんが梅の木がたくさん花をつけていました。
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佐布里池(そうりいけ)
昭和40年に知多の工業用水を確保するために出来た人造湖で、木曽川から引かれた愛知用水の水を満々と湛えます。
池の中央に掛かる佐布里大橋から眺める景色もなかなか結構です。
ちょうど梅が満開できれいだったので梅祭りの会場へ寄ったのですが、時間が遅く撤収している所でした。
今日はここまで。 |
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82番 観福寺(かんぷくじ)
ずいぶん間が空いてしまいました。上の写真では完全防寒しているのに、いきなり半袖のTシャツです。
5月4日、汗ばむような陽気ですが、今日一日で全て回り終えたいと思います。 |
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あー やっちゃった
観福寺の前で写真を撮り終えたら、おばあちゃんがお賽銭をばらまいてしまいました。
みんなで慌てて拾い集めているところですが、やっぱり一人だけ関係ないことをしています。
えっ?写真撮ってるヒマがあったらおまえも手伝えって?はい、スンマヘン。 |
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83番 弥勒寺(みろくじ)
八角形をした拝殿ですが、随分モダンな建物というか全体がアルミサッシとガラス窓で出来ていて、
30年ほど前のドライブインといった佇まいで、何となく有り難みが無いように感じるというとバチが当たるでしょうか。 |
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宝塔
拝殿の中心には宝塔が納められています。
全面ガラス張りのおかげで拝殿の中は結構明るいです。 |
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84番 玄猷寺(げんにゅうじ)
東海市富木島にある玄猷寺は、母方の親戚の菩提寺です。
写真は、本堂と墓地の間に立つ大師堂。 |
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墓参
せっかく来たのだから、お墓参りしていこうということになり、みんなでお墓を捜したのですがどうしても見つかりません。
おばあちゃんがお庫裡さんを呼んできて教えて貰い、やっとお参りできました。
お庫裡さん、お手数をおかけしました。 |
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85番 清水寺(せいすいじ)
東海市荒尾の清水寺。
とってもこぢんまりしたお寺で、通りに面した駐車場は本堂の真ん前に車を停められます。
写真は道に立って撮りました。道といっても狭い路地ですが、開かれた雰囲気で
お参りしやすいお寺と感じました。
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ところてん
清水寺では本堂の脇でところてんが売られてました。
子供達は、棒で突き出すのを初めて見たようです。
おまけに1本箸で食べるのが不思議そうでした。
ところで、ところてんはどうして1本箸で食べるんでしょうか? |
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88番 円通寺(えんつうじ)
共和の円通寺は、湾岸高速のすぐ南に有ります。
このお寺には、「しも弘法」とか「便所の神様」「つうじの神様」などと書かれており、
シモの病に御利益があるようです。
でも、なんで「神様」なんだろう・・・ |
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天井画
円通寺大師堂の天井には絵が描かれているのですが、絵の具の色も褪せてほとんど消えかかっていました。
元々は極彩色のきらびやかな絵だったのでしょうが・・・ 時の流れを感じます。 |
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87番 長寿寺(ちょうじゅじ)
知多四国の巡拝もいよいよ最後となりました。
ここは知多四国八十八カ所の中で唯一名古屋市内(JR大高駅前)にあるお寺です。 |
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鉄筋コンクリート
このお寺は境内も広く、とてもきれいに整備されていましたが、山門も本堂もコンクリート製の建物で、
なんか・・・ウーンです。 |
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八事 興正寺(こうしょうじ)
知多四国八十八カ所を巡り終えると、仕上げとして
八事の興正寺へお参りするのが恒例だそうです。
これで全て完了しました。
長い間、下手な写真、つたない文章にお付き合い
頂き有り難う御座いました。
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