ウッドデッキを作成したときの反省点というか失敗した点について述べます。 図面の読み誤りや思いこみ等による寸法間違いでノコを入れた事は数多く、 そのせいで材料を買い足しに走った事も何度か有ります。 でも、以下の2点は結局修正出来ずに残ってしまった失敗です。 |
失敗その1 幕板を張るとき、45°(というか135°)の角度を付けたのですが、 接合部分の断面を45°で切断してしまい、こんな見苦しい形になってしまいました。 本当は135°の半分の67.5°で切らなきゃいけなかったんですが、 なぁんにも考えずに先に直角方向の板(写真では右側の板)を直角で切って取り付けた後で気が付きました。 幕板は裏側からコーススレッドで固定してあるので、床板を何枚も剥がさないと直せません。 材料も足りないし、もう完成間近だったのでとてもやり直す気になれず結局このままです。 幕板に25mm厚の板を選んだことも失敗でした。 設計段階では、薄い板の方がバランスが良いと思ったのですが、できあがってみるとなんか貧弱です。 右側の写真は、この点を反省して38mm厚の板を67.5°で切った階段です。 |
失敗その2 床板が反ってしまって、雨が降ると床板全体に水が溜まる。 板には木表(きおもて=樹皮側)と木裏(きうら=中心側)があり、時間が経つと乾燥により 木表側が収縮して反ってきます。 従って、木表側を上にすると雨降りには水が溜まってしまうのです。 床板を張るときは必ず木裏側を上に向けて張るように気を付けなければなりません。 |
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× | 木表側 | ||
乾燥すると=>>> | |||
木裏側 | 雨降りで水が溜まる・・・ | ||
○ | 木裏側 | ||
乾燥しても=>>> | |||
木表側 | 雨降りでも水が溜まらない | ||
私はこのような事を全く知らずに、ホームセンターで板を買ったのですが、ほとんどが芯持ち材で完成後数ヶ月もすると、雨水が溜まるようになってしまいました。 我が家のウッドデッキは、雨上がりには自動車用のハンドワイパーで水を払い除けるのが必須作業です。 |
これが芯持ち材 | ||
木の中心部分は 狂いが大きい | |||
雨上がりで乾きつつある状態です。 反りが反対であれば、すでに乾いているはずなのですが・・・ |
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