ネジを止めしたい位置に下穴を開けます。
穴の深さは、使用するネジの長さより気持ち短め（浅め）とします。
ドリルの刃は使用するネジより少し細い物を使用します。
この場合は、ネジの径が３．５ｍｍなので２．５ｍｍのドリルを使いました。
下穴の位置に合わせて、径の大きな刃で浅い穴を開けます。
穴の深さは５〜８ｍｍぐらい。薄い板の場合は、板厚の1/2〜1/3程度の深さ。 ドリルの刃は、ネジの頭より大きく、後の手順で埋木として使用するダボと同じ径の物を使用します。 この場合は、ネジの頭の径が８ｍｍなので１０ｍｍのドリルを使いました。
ネジで材料同士を固定します。
大きい穴の中心から多少ずれていても大丈夫
後から空けた穴と同じ径の埋木(この場合は径１０ｍｍ）を用意する。
ネジの頭に木工ボンドを少量付ける
※金属（ネジの頭）と木は木工ボンドでは接着力が得られませんが、 次の工程でボンドを木と木の間に浸透させます。
埋木を穴にはめて、げんのうで軽く叩く
木工ボンドが木同士の接着面に広がる。
このときはみ出たボンドは、きれいに拭き取っておくこと。
ボンドが乾燥するのを待つ。 季節にもよりますが、３０分くらいは置いた方が良いと思います。
ボンドが乾燥したら、埋木のはみ出た部分をノコギリで丁寧に切り取る。
周囲に傷を付けないように慎重に。
必要に応じてノミやカンナで整形して塗料を塗り完成。